英語を英語の語順のまま理解することができない間はリスニング力もあがらないのです。読む時には多少目が行ったり来たりしても文字が消えてしまうことはありませんが、音は聞こえたと同時に消えていってしまうので、即座に理解するくせをつけておかなければ、いつまでたっても聞き取りができるようになりません。
意外にも、読み方を意識して「英語の語順のまま理解する」ことを目で覚える事で、リスニング力を効率よく上げることができます。耳と目の両方から訓練できる方法なのです。
フレーズとは「意味をもった言葉のまとまり」です。英語のフレーズのパターンは無限にありますので、数多くのフレーズに出会って慣れる必要があります。この教材では、英語のフレーズを意識的に学べるような工夫がしてあります。
この教材を使っていただければ「フレーズごと」に「英語の語順で理解する」ことがどういうことかを「身体で覚える」ことができるのです。音声を使って「耳から」と、テキストを使って「目から」と、両方から『英語脳』が作れるのです。
ここでは、英語力を上げるためにどんな教材を使えば良いかをご紹介しましょう。
■聞く力は、こう伸ばす
日常会話には、かならず「場面」があります。ですから、音声教材の音だけをじっと聞くのは不自然。場面を意識しながら音を取り込めるよう、コマ送りのイラストを使います。その場のやりとりをリアルにイメージできるので、英語の音を聞いたときに母語と同じように、音をイメージと結びつけて聞くことができるようになります。
■話す力は、こう伸ばす
英語と日本語は、論理の展開方法が違います。日本語が詳細情報から結論を導き出すボトムアップ方式なのに対し、英語は結論を述べてから理由づけをするトップダウン方式。英語らしい話し方を身につけるためには、結論から話す習慣をつける必要があります。
結論から話せるようになるにはstory re-tellingがおすすめ。ストーリーの音声を3〜5文ずつ聞き、音声を止め、聞いた内容をまずひとこと(1文)で表現します。そのあとで詳細情報をつけ加えていくのです。
■読む力は、こう伸ばす
音を聞いて内容を理解したら、今度はそのスクリプトを読んでみます。その際に、フレーズごとに英文が区切られているテキストを使います。内容を把握する力(eye-spanという)がつくので、英語を英語の語順のまま、早く正確に理解できるようになります。
■Soup for Sale■
Ron needed
some extra money.
Collecting action comic books
was his hobby
and new comics
were not cheap.
Ron saw
all his friends
with the new issues
of October’s action comic stories.
This upset Ron
and made him also feel angry
because all his friends
had more comics
than him.
Ron asked his mother
for a little extra money,
but she said,
“If you want money for comics
you will have to earn it
for yourself.”